今回の記事は私、がわさんがお送りいたします。

今回はSDNについての解説を行います!
是非最後までお読み下さい!

まず、SDNの定義について簡単に説明したいと思います。
SDN(Software Defined Network)とは
単一のソフトウェアでネットワーク機器を集中的に制御して
ネットワークの構成や設定などを
柔軟かつ動的に変更する技術の総称の事を指します。
また、ソフトウェアで定義したネットワークとも呼ばれます。

従来の物理ネットワークでは
サーバ・ネットワーク機器の追加やネットワーク構成の変更の際に
ケーブルの抜き差し作業や
ルータ、スイッチ、Firewallなどの機器の設定を
1つ1つ変更しなければなりませんでした。
従って、作業効率の低下や管理者の負担に繋がる事が多々ありました。

しかし、SDNを採用した事で
機器の「データ転送機能制御機能」を分離し
制御機能をSDNコントローラと呼ばれるソフトウェアで集中管理して
物理的な変更なしで機器ごとに行う動作を
柔軟に設定する方法が実現されました。

引用元:ネットワークエンジニアとして
サイト:https://www.infraexpert.com/study/sdn01.html

続いてSDNに必要不可欠なデータプレーンとコントロールプレーンについて説明致します!
先ほど「データ転送機能と制御機能」の分離について説明しましたが
具体的に受信したデータの転送を行う機能データプレーンといい
データの転送処理に必要な情報経路の作成などの制御を行う機能
コントロールプレーンといいます。

従来のネットワークは、各ネットワーク機器ごとに
データプレーンとコントロールプレーンが存在しているので
機器ごとに設定を行う必要がありました。
しかし、SDNはコントロールプレーンを
SDNコントローラで集中管理する事で
各ネットワーク機器に設定する必要がなくなりました
更に、機器ごとに役割分担を行う事で
機器の負担を軽減した効率の良い通信が可能となるのです。

引用元:ネットワークエンジニアとして
サイト:https://www.infraexpert.com/study/sdn01.html

また、実際のSDNネットワークでは
ルータ以外にもFirewallやL2スイッチなどにも活用されており
これらのネットワーク機器のコントロールプレーンを
SDNコントローラに集中管理する事も可能です。

以上、SDNについての説明でした!

SDNの概要や仕組みについて少しずつですが
理解できたのではないでしょうか。
今後の社会においてますます必要性が高まり
技術の進歩につれてより良いネットワーク環境の構築に
大きな一歩を踏み出せると信じています。

本日の記事は以上になります!
次回もお楽しみに!!