こんにちは!
今回の記事はかとりゅうがお送りします。

現在、N社のネットワーク構築案件で使われるファイアウォールについて技術を検証しています。
今回の記事はFortigateのログ確認をするという内容になります。

前回ではポリシーを作成してFortigateを通しての通信ができるようにしましたが
実際に許可した通信だけが通っているかは不明です。
Fortigateではパケット通信などのログをGUI画面上で確認することができます。

GUI画面左側のメニューから[ポリシー&オブジェクト]→[モニタ]の[ポリシーモニタ]を選択することでポリシーで許可されているポート間のパケットのログを確認することができます。

今は何もログが表示されていませんが、ポリシーで許可されている通信の疎通を行うと
パケットのログが表示されます。
前回に作成したPort9からport1へのPINGを許可するポリシーのログを確認してみます。
コマンドプロンプトからPINGを送信します。

port9につながる端末からport1につながる端末にPINGを飛ばすと…
作成したポリシーが適用されて、許可した通信のみが通ります!

このように通信のログをとることで必要な通信以外が通っていないかを確認することができます。
ログの確認は監視業務でも使う機会が多いと思うので活用できるといいかもしれません。

本日の記事は以上となります。
次回の記事はFortigateのバックアップを予定しております。
次回の記事もお楽しみに!