
こんにちは。
今回は、私が参加した外部研修についてご紹介したいと思います。
この研修は、普段の技術研修とは異なり、「社会人としての在り方」や「対人関係の築き方」など、働くうえで土台となる考え方や姿勢を学ぶものでした。
非言語コミュニケーションの力に気づいた
研修の冒頭では、「グランドルールの把握」が取り上げられました。
・笑顔で返事をする
・頷く・傾聴する
・否定しない・リアクションを取る
といった行動はすべて“非言語コミュニケーション”に分類されるもので、
実は言葉と同じくらい、あるいはそれ以上に人間関係において大きな役割を持つことを学びました。
実践を交えた講義を通じて、相手の話をしっかり聞き、リアクションを意識的に
返すことが信頼関係構築の第一歩であると実感。
自分の普段の態度を振り返る機会にもなり、「聞いている“つもり”になっていた
かもしれない」と反省する点も多くありました。

社会人の現実「相対評価の世界」を受け入れる
また、「社会は相対評価である」という講師の言葉には大きなインパクトが
ありました。
努力は主観であり、評価は他者によって決まる――。
研修中の今はあまり比較される機会がありませんが、現場に出れば必ず評価される
立場になります。
そのためには、**“やっているつもり”ではなく、“成果として見える行動”**が
求められる。社会人としての覚悟を強く意識するきっかけになりました。
世代を超えるコミュニケーション──“攻略”という視点
研修では「世代の違い」についても学びました。
私たちZ世代の感覚や常識が必ずしも通じるとは限らない社会において、
X世代・Y世代との接し方を“攻略対象”として捉えるという考え方は、
とても新鮮でした。
価値観の違いを否定するのではなく、受け入れ、適応し、理解する。
それによって、コミュニケーションの柔軟性が高まり、どんな世代とも良好な関係を
築いていけるという前向きな姿勢が生まれました。
プレゼンは“全員に伝わらなくていい”という価値観の転換
これまでの私は、プレゼンにおいて「全員に伝えなければいけない」と
思い込んでいました。
しかし、研修中に講師が言った「伝わるのは10%でも良い」という言葉に
ハッとさせられました。
全員に同じように響く必要はなく、届いた人に深く届けばそれで良い。
この考え方は、今後の発信活動にも活かせる大きな気づきでした。
Will・Can・Must──自分の行動を意味づけする
特に印象深かったのが、「成長のメカニズムとWill・Can・Must」の
フレームワークです。
- Will(やりたいこと)
- Can(できること)
- Must(やるべきこと)
今、私が取り組んでいるCCNAの勉強も、ただの義務ではなく、将来やりたいこと(Will)を実現するために必要な行動であると捉えることで、モチベーションが一段と高まりました。
“今の行動に意味を持たせる”ことの大切さを、この研修で初めて深く理解しました。

利益を生むプロ集団の一員として
「会社は利益追求集団である」という現実も、学生時代にはなかった視点です。
研修の一つひとつが“投資”であり、それに対する“リターン”が求められる。
その意識を持って日常の行動に責任を持つことこそが、
プロフェッショナルとしての第一歩であると気づきました。
これから取り組むアクション
今回の学びをもとに、今後は次のような行動を実践していきます。
- 「質の高い発信」を意識した行動を取ること
ただ発言するだけでなく、相手に伝わるように内容・タイミング・配慮を
意識した発信を心がけます。 - 他者目線での言動を意識すること
自分本位ではなく、「どうすれば相手に良い影響を与えられるか?」を
常に問い続けていきます。 - CCNA取得というMustの行動に集中すること
WillとCanをつなぐ橋として、今やるべきことに本気で取り組みます。
まとめ
今回の研修を通じて、私は「社会人としての土台」となる考え方や行動姿勢を
深く学ぶことができました。
非言語コミュニケーションの重要性、相対評価の現実、世代間の価値観の違い、
そして自己成長のロジック──
これらは、今後社会人として歩んでいくうえで必ず役立つ視点です。
また、ただ知識を得るだけでなく、「なぜそれが必要なのか」「それをどう活かすのか」までを
考える機会となったことで、これからの自分の行動にも一貫性と目的が生まれました。
一つひとつの気づきを日々の仕事や対人関係の中で実践に移し、自分自身の成長と
チーム・会社への貢献につなげていきたいと思います。
そして、今後も変化を前向きに受け入れながら、自ら発信し、行動する社会人で
あり続けたいと感じています。