Cisco

【2020新卒研修日記】スタティックルートについて【2020.11.26】

こんにちは!
今回の記事はふみさんとおかかさんとまつさんの3人でお送り致します。
こちらの記事はルーティング₋スタティックルートについて紹介致します。

そもそもスタティックルートとは、人間が1つ1つ手動で設定した経路のことです。ルータが知らない経路は、経路を設定する必要があります。スタティックルートはその方法の1つです。もう1つは、ダイナミックルートもありますが、気になる方は調べてみて下さい。

引用元:ランスルネット
サイト名:http://www.runsurunet.com/

上の図のように、ルータAのルーティングテーブルに記載できます。


◇スタティックルートのメリット
メリットとしては、目的のネットワークまでの複数のルートが存在している場合でも、この方法を利用すれば管理者が意図したルートでIPパケットをルーティングすることができます。
それと、スタティックルートを設定してもルータは、追加の処理を行いません。またルート情報をネットワークに送信しません。そのため、ネットワークやルータに余分な負荷をかけずにすみます。

◇スタティックルートのデメリット
各ルータ毎にスタティックルートの情報の設定を行わなければならないので、
多くのルータで構成される大規模なネットワークでは、設定が煩雑になり管理者の負荷が非常に大きくなります
それと、新しいネットワークが追加されたり、障害発生などでネットワークの構成が変更しても、ルーティングテーブルを自動的に変更することができません
つまり自分で新たに設定をしなければならないという事です。

◇スタティックルートはどんな時に利用するか
・小規模なネットワークでルータやネットワークの数があまり多くない。
・冗長化されていない。
・ネットワーク管理範囲の違いで共通したルーティングプロトコルを
 利用できない。
以上の3つの条件で利用されます。








引用元:ネットワークのおべんきょしませんか?
サイト名:https://www.n-study.com/iprouting/static-route/

以前のエンジニアブログでルーティングテーブルについて触れている記事があるので、良かったらこちらも読んでみてください。

【2020新卒研修日記】ルーティングってなに?【2020.9.28】
サイト:https://www.psid.co.jp/news/2020/09/28/

今回の記事は以上になります!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【2020新卒研修日記】CCNA取得の為のツール「ping-t」【2020.10.26】

こんにちは!!

今回の記事はかとりゅうさん、かいティンさん、おかむさんの
三人でお送りします!

是非、最後まで読んで頂けると嬉しいです!

私(おかむ)はCCNA取得を目指して日々学習に励んでおります!

以前までの記事でネットワークの基礎について学んだ私は、
実際に問題を解いてみようと「ping-t」というサイトを活用する事にしました。

そもそも「ping-t」とは?

皆さんは「ping-t」についてご存じでしょうか。

CCNAに限らず、
ITパスポートやLPICなど何種類かの試験に対応して学習出来るサイトです。
ping-tのアカウントを作成すれば、
範囲は限られますが
無料で各試験の問題演習を受講する事が出来ます。
また、課金することで試験全範囲の演習も可能です。

具体的な進め方は?

私は無料範囲から始めています!
ネットワーク基礎の範囲ですが200問以上あり、
問題の理解を含めて2日ほどで終わらせる予定です。

嬉しい事に「ping-t」は1つ1つの問題について丁寧に、
なぜそれが正解なのか、
また参考となる資料を載せてくれています。

たとえ問題文から意味が分からなくても、
その資料を見れば理解出来るというのがping-tの利点だと私は思っています。

更にユーザーの問題の正答率やミス、
連続で正解しているか、
などをグラフに変換して表示してくれる機能も備わっており、
日々の進捗を分かりやすく表示させる事も出来ます!


私はping-tの機能をフル活用して、
CCNA取得を目標に学習していきます!

編集後記(かいティン)

いかがでしたでしょうか。
私自身も「ping-t」を活用しながら学習を進めておりました。

確かに解説は分かりやすく理解しやすいのですが、
問題数が多く全て網羅するのに時間がかかってしまいます。

解き続ける事は大事ですが、
ただ淡々と問題を解いてもあまり早く成長ができないので、
自分なりに工夫する力が学習する上で大事になるのだと思います。

改めて今後の岡村さんに期待が高まりますね!!

今回の記事は以上となります。
次回もお楽しみに!!


ping-tのリンク
https://ping-t.com/

【2020新卒研修日記】SSHとTelnetの違いや特徴について!!【2020.10.19】

今回の記事はがわさんとシンディーさんがお送り致します。

今回はTelnetとSSHについて解説していきたいと思います!
最近話題の映画「TENET」じゃないよ!!(けど観てみたい!!)

まずはTelnetについての説明を行います!
Telnetはネットワークに接続された機器を
遠隔操作する為に使用するアプリケーション層のプロトコルです。

引用元:ネットワークエンジニアとして
サイト名:https://www.infraexpert.com/study/tcpip19.html/

オフィスの机で業務を行いながら
マシンルームにあるサーバやルータなどの機器を
パソコン上で操作する事が可能になります。

Telnetで接続を行うには、PCにはTelnetクライアント
ルータなどの機器にはTelnetサーバのサービスを有効にする必要があります。

TelnetクライアントがTelnetサーバにアクセスする際に
宛先ポート番号としてTCPポート番号23を使用します。

具体的には利用者がクライアントに接続したいサーバを指示すると
そのサーバで有効なアカウント名やパスワード名を促して
ログインを行います。

その後、クライアントに実行したいコマンドを入力して
サーバが実行した結果がクライアントに送信されます。
そしてクライアントは実行した結果を画面に表示し
次のコマンド入力を受け付けます。

この繰り返しによってサーバの入出力機器の操作と同じように
遠隔でサーバを操作する事ができるのです。

Telnetは単純なテキストのやり取りのみを行う為
テキストベースで他のプロトコルで動作するサーバに
Telnetクライアントで接続しリクエストなどで
直接入力して操作やテストなどを行うのが主な使い方です。

次にSSHについて説明したいと思います!

SSH(Secure SHell)はTelnetと同じく
ネットワークに接続された機器を遠隔操作する為に使用される
アプリケーション層のプロトコルです。

引用元:ネットワークエンジニアとして
サイト名:https://www.infraexpert.com/study/tcpip19.html

先程のTelnetについての補足になりますが
Telnet自体は認証や通信の暗号化は全くしないので
インターネットなどの公の場で使用するのは危険です。

それに比べてSSHはパスワード情報や入力コマンド
処理結果、通信経路までも暗号化
した状態で
データを送受信する事ができます。

その為、現在のCiscoでは
Cisco機器への管理アクセスはセキュリティの観点から
TelnetではなくSSHのアクセスが推奨されています。

SSHクライアントがSSHサーバにアクセスする際に
宛先ポート番号としてTCPポート番号22を使用します。

またSSHはAndroidやiOSにも実装されているプロトコルなので
ネットワークにSSHを利用できる環境が整備していれば
スマートフォンやタブレットから容易にリモート接続できます。

以上、TelnetとSSHの解説でした!!
どちらもリモートで用いるプロトコルだという事や、
セキュリティー面の違いについて理解出来たのではないでしょうか。

さて、以前のあとがきで「もう10月ですね」と書きましたが、それから半月が経過しています。あの時よりも、一層気温が低下し、薄着では辛い季節になりました。
社内も暖房を入れ始めており、より冬を感じるようになってきました。
また、今月末はハロウィーンという事もあり、社の受付にジャック・オー・ランタンの飾りが鎮座しております。
今年もあと2か月半ですが、悔いのないように日々の生活を大事にしたいですね!!

以上、お付き合いありがとうございました!!
また次の記事でお会いしましょう!!