スイッチ

【2020新卒研修日記】SDNについて知ろう!!【2020.10.22】

今回の記事は私、がわさんがお送りいたします。

今回はSDNについての解説を行います!
是非最後までお読み下さい!

まず、SDNの定義について簡単に説明したいと思います。
SDN(Software Defined Network)とは
単一のソフトウェアでネットワーク機器を集中的に制御して
ネットワークの構成や設定などを
柔軟かつ動的に変更する技術の総称の事を指します。
また、ソフトウェアで定義したネットワークとも呼ばれます。

従来の物理ネットワークでは
サーバ・ネットワーク機器の追加やネットワーク構成の変更の際に
ケーブルの抜き差し作業や
ルータ、スイッチ、Firewallなどの機器の設定を
1つ1つ変更しなければなりませんでした。
従って、作業効率の低下や管理者の負担に繋がる事が多々ありました。

しかし、SDNを採用した事で
機器の「データ転送機能制御機能」を分離し
制御機能をSDNコントローラと呼ばれるソフトウェアで集中管理して
物理的な変更なしで機器ごとに行う動作を
柔軟に設定する方法が実現されました。

引用元:ネットワークエンジニアとして
サイト:https://www.infraexpert.com/study/sdn01.html

続いてSDNに必要不可欠なデータプレーンとコントロールプレーンについて説明致します!
先ほど「データ転送機能と制御機能」の分離について説明しましたが
具体的に受信したデータの転送を行う機能データプレーンといい
データの転送処理に必要な情報経路の作成などの制御を行う機能
コントロールプレーンといいます。

従来のネットワークは、各ネットワーク機器ごとに
データプレーンとコントロールプレーンが存在しているので
機器ごとに設定を行う必要がありました。
しかし、SDNはコントロールプレーンを
SDNコントローラで集中管理する事で
各ネットワーク機器に設定する必要がなくなりました
更に、機器ごとに役割分担を行う事で
機器の負担を軽減した効率の良い通信が可能となるのです。

引用元:ネットワークエンジニアとして
サイト:https://www.infraexpert.com/study/sdn01.html

また、実際のSDNネットワークでは
ルータ以外にもFirewallやL2スイッチなどにも活用されており
これらのネットワーク機器のコントロールプレーンを
SDNコントローラに集中管理する事も可能です。

以上、SDNについての説明でした!

SDNの概要や仕組みについて少しずつですが
理解できたのではないでしょうか。
今後の社会においてますます必要性が高まり
技術の進歩につれてより良いネットワーク環境の構築に
大きな一歩を踏み出せると信じています。

本日の記事は以上になります!
次回もお楽しみに!!

【2020新卒研修日記】ネットワーク機器を知ろう!!【2020.9.18】

今回の記事はまっさーさん、シンディーさんの2人でお送りします。

今回はネットワーク機器について簡単にご紹介したいと思います!

まずはハブについてです。

ハブ

ハブは簡単に言うと集線装置です。
ネットワークのケーブルが集うところで使います。
用途としては、ルータのポートがすべて埋まって
しまっている際に、このハブを使うことでネットワーク
パソコンや機器を増やして使うことができます。

ハブの特徴としてポート数がたくさんあることが挙げられます。
なのでLANケーブルをたくさん繋げることができます。
ハブの主なポート数は5ポート、8ポート、12ポート、16ポート
などがあります。

また、ハブはOSI参照モデルでいうところの
レイヤー1(物理層)のデバイスになります。

次はスイッチについてです。(任天堂switchじゃないよ)

スイッチ(スイッチングハブ)

スイッチングハブとも呼んだりします。
スイッチもハブと同様に集線装置の一つなのですが
ハブとは違い、受信したデータの宛先をみて接続
された各機器への転送の可否を判断する機能を内蔵
しています。なので通信回線内に不要なデータが
流れることを防ぎ、ネットワーク全体の性能を向上
させることができます。

また、スイッチはOSI参照モデルでいうところの
レイヤー2(データリンク層)のデバイスになります。

最後にルータについてです。

ルーター

ルータは接続先から受信したデータ(パケット)を解析し、
パケットの宛先IPアドレスから適切な転送経路を選択し、
隣接する機器の中から次に転送すべき相手を決定して
パケットの送信(ルーティング)をします。

インターネットなど大規模なネットワークでは、ルータ間で
このような転送をバケツリレー式に繰り返し、送信元から
宛先へ複数のネットワークを通過してパケットが運ばれて
いきます。

また、ルータはこのような経路制御だけでなく、指定された
ルールに従って接続や中継の許可や拒否を行うパケット
フィルタリング機能
など様々な機能を持っていることが
多いのも特徴です。

ルータはOSI参照モデルでいうところの
レイヤー3(ネットワーク層)のデバイスになります。

以上がネットワーク機器の簡単な紹介でした!

IT用語辞典 e-Words
http://e-words.jp/

パソコン初心者講座
https://www.pc-master.jp/

【2020新卒研修日記】となりのNW機器【2020.8.4】

こんにちは!今回の記事はがわさんとかとりゅうでお送りします!

今回はCDPとLLDPについて分かりやすく説明したいと思います‼

CDP(Cisco Discovery Protocol)LLDP(Link Layer Discovery Protocol)はどちらも隣接しているデバイスの情報を得るのに使われるデータリンク層(レイヤ2)のプロトコル(通信規約)です。

引用元:ネットワーク入門サイト
URL:https://beginners-network.com/cisco-catalyst-command/lldp-run.html

CDPはCisco独自のプロトコルであり、Ciscoデバイスの情報だけを検出する事ができます。

それに対してLLDPはマルチベンダ(複数のメーカーの製品を販売する形態)で対応しており、Cisco以外のあらゆるデバイスの情報も取得する事ができます。

CDP・LLDPはデフォルトの状態で有効化している為、使用しているインターフェースがデータリンク層のレベルに対応していれば、自動的にメッセージが送受信される仕組みです。

裏を返せば、CDP・LLDPを無効化してしまうと隣接している機器の情報が取得できなくなり、通信に支障をきたしてしまいます。

その為、CDPやLLDPは機器が製品化した状態で有効化されるように機能を搭載しています。

しかし、無防備にデバイスやIPアドレスの情報を漏洩する事がないように、未使用のCDP・LLDPを無効化する事でデバイスの情報などを保護します。

以上の事からCDP・LLDPは隣接するデバイスの情報の取得や通信の送受信において必要不可欠な要素なんですよ‼

以上が本日の記事になります!
今回はCCNAで学習する技術であるCDP、LLDPについて少し深く
解説させていただきました!
今後も専門的な分野を分かりやすくかみ砕いてアウトプットしていこうと思っているので是非お楽しみに!!!