機器

【2020新卒研修日記】通信できているか見極めろ!「ping」【2020.11.12】

こんにちは!
今回の記事は、がわさん、おかむさんの二人でお送りします!
是非最後まで読んで頂けると嬉しいです!

現在、我々は実際に現場に出て業務をしております。
業務内容はPCやプリンタ等のキッティングです。
キッティングとは
PCやプリンタ等を使用目的に合わせて使える状態にしておく事をさします。

キッティング業務をするにあたり、入場前に学んだ知識が役立ちました。
その知識とはコマンドプロンプトの「ping」です。

ping自体はとても単純なプロトコルです。
コマンドプロンプトで、ping xxx.xxx.xxx.xxxとipアドレスを入力すると、通信が出来ているかという事を確認出来ます
OSI参照モデルでいうネットワーク層のプロトコルですが
これが大変役立ちました。

サイト元:BUFFALO
引用元:https://www.buffalo.jp/support/faq/detail/1465.html

実際に現場に入場した際は分からないことだらけでした。
キッティング自体もそうですが
それに加えてなぜか通信が通らなかったり
手順書通りにしたのに上手くいかなかったりしたからです。
そういった時に役立つのがpingでした。
インターネットに繋がらないからpingを通してみたり
プリンタの設定が反映されないからpingを通してみたり
不明点が出てきた際にpingを使用していました。

上記で述べたとおり
このコマンドは指定した機器と通信が出来ているかを確認するという
単純なものです。
アプリケーションのどこで問題が発生しているかなどの詳細な切り分けは出来ません。
ただ、これを活用できるかどうかで大分業務に影響が出てくると思います。

私が個人的に思ったことは
とりあえず何かする」という事が出来る点が良いなと感じています。
何か上手くいかなかった、何かミスをしてしまったといった際に
対処方法が1つ用意できるので
パニックになって何もしなくなるという事が発生しづらいと思っています。
とりあえず通信が出来ているか確認するだけなので
新たな障害を招く危険がありませんし
実はLANケーブルが抜けていた、IPアドレスが間違っていたという
基本的なミスが判明する事があります。

CCNAやネットワークの学習でpingコマンドに触れる事はあると思いますが
意識して使う事はあまり無いと思います。
ですが、今回のキッティング業務で使ったように
pingは知っておくと大変便利なコマンドです。
知らなかった方は是非頭の片隅にでも置いていただければ幸いです。
他にもtracertなど、通信障害の原因を切り分ける為のコマンドがあります。
使いこなしてそういった原因を見極められるようになりたいですね!!

以上がpingの紹介になります!
確かに私も実機研修の際にpingを使う頻度が多かったのですが
実際に現場の業務で使用して
改めて通信の疎通を確認する事の重要性を知る事ができました。
対処方法を自分から積極的に見つける事で
未然にトラブルを防止する事に繋がるので
是非作業の効率化に繋げて欲しいです!!

今回の記事は以上になります!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!!

【2020新卒研修日記】SDNについて知ろう!!【2020.10.22】

今回の記事は私、がわさんがお送りいたします。

今回はSDNについての解説を行います!
是非最後までお読み下さい!

まず、SDNの定義について簡単に説明したいと思います。
SDN(Software Defined Network)とは
単一のソフトウェアでネットワーク機器を集中的に制御して
ネットワークの構成や設定などを
柔軟かつ動的に変更する技術の総称の事を指します。
また、ソフトウェアで定義したネットワークとも呼ばれます。

従来の物理ネットワークでは
サーバ・ネットワーク機器の追加やネットワーク構成の変更の際に
ケーブルの抜き差し作業や
ルータ、スイッチ、Firewallなどの機器の設定を
1つ1つ変更しなければなりませんでした。
従って、作業効率の低下や管理者の負担に繋がる事が多々ありました。

しかし、SDNを採用した事で
機器の「データ転送機能制御機能」を分離し
制御機能をSDNコントローラと呼ばれるソフトウェアで集中管理して
物理的な変更なしで機器ごとに行う動作を
柔軟に設定する方法が実現されました。

引用元:ネットワークエンジニアとして
サイト:https://www.infraexpert.com/study/sdn01.html

続いてSDNに必要不可欠なデータプレーンとコントロールプレーンについて説明致します!
先ほど「データ転送機能と制御機能」の分離について説明しましたが
具体的に受信したデータの転送を行う機能データプレーンといい
データの転送処理に必要な情報経路の作成などの制御を行う機能
コントロールプレーンといいます。

従来のネットワークは、各ネットワーク機器ごとに
データプレーンとコントロールプレーンが存在しているので
機器ごとに設定を行う必要がありました。
しかし、SDNはコントロールプレーンを
SDNコントローラで集中管理する事で
各ネットワーク機器に設定する必要がなくなりました
更に、機器ごとに役割分担を行う事で
機器の負担を軽減した効率の良い通信が可能となるのです。

引用元:ネットワークエンジニアとして
サイト:https://www.infraexpert.com/study/sdn01.html

また、実際のSDNネットワークでは
ルータ以外にもFirewallやL2スイッチなどにも活用されており
これらのネットワーク機器のコントロールプレーンを
SDNコントローラに集中管理する事も可能です。

以上、SDNについての説明でした!

SDNの概要や仕組みについて少しずつですが
理解できたのではないでしょうか。
今後の社会においてますます必要性が高まり
技術の進歩につれてより良いネットワーク環境の構築に
大きな一歩を踏み出せると信じています。

本日の記事は以上になります!
次回もお楽しみに!!

【2020新卒研修日記】ネットワーク機器を知ろう!!【2020.9.18】

今回の記事はまっさーさん、シンディーさんの2人でお送りします。

今回はネットワーク機器について簡単にご紹介したいと思います!

まずはハブについてです。

ハブ

ハブは簡単に言うと集線装置です。
ネットワークのケーブルが集うところで使います。
用途としては、ルータのポートがすべて埋まって
しまっている際に、このハブを使うことでネットワーク
パソコンや機器を増やして使うことができます。

ハブの特徴としてポート数がたくさんあることが挙げられます。
なのでLANケーブルをたくさん繋げることができます。
ハブの主なポート数は5ポート、8ポート、12ポート、16ポート
などがあります。

また、ハブはOSI参照モデルでいうところの
レイヤー1(物理層)のデバイスになります。

次はスイッチについてです。(任天堂switchじゃないよ)

スイッチ(スイッチングハブ)

スイッチングハブとも呼んだりします。
スイッチもハブと同様に集線装置の一つなのですが
ハブとは違い、受信したデータの宛先をみて接続
された各機器への転送の可否を判断する機能を内蔵
しています。なので通信回線内に不要なデータが
流れることを防ぎ、ネットワーク全体の性能を向上
させることができます。

また、スイッチはOSI参照モデルでいうところの
レイヤー2(データリンク層)のデバイスになります。

最後にルータについてです。

ルーター

ルータは接続先から受信したデータ(パケット)を解析し、
パケットの宛先IPアドレスから適切な転送経路を選択し、
隣接する機器の中から次に転送すべき相手を決定して
パケットの送信(ルーティング)をします。

インターネットなど大規模なネットワークでは、ルータ間で
このような転送をバケツリレー式に繰り返し、送信元から
宛先へ複数のネットワークを通過してパケットが運ばれて
いきます。

また、ルータはこのような経路制御だけでなく、指定された
ルールに従って接続や中継の許可や拒否を行うパケット
フィルタリング機能
など様々な機能を持っていることが
多いのも特徴です。

ルータはOSI参照モデルでいうところの
レイヤー3(ネットワーク層)のデバイスになります。

以上がネットワーク機器の簡単な紹介でした!

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