【2020新卒研修日記】ACLを知ろう!【2020.8.21】

Ciscoルーター

今回の記事はまっさーさん、いわっちさん、サバさんの3人でお送りします。

今回はACLについて説明をしたいと思います!!

◆ACLとは
ACL(Access Control List:アクセス制御リスト)は、
簡単に表現するとフィルタリングのことです。
管理者が許可、拒否の条件を定義したACLを作成して
ルータのインターフェースに適用すると、パケットが
ルータを通過する際にACLと照合されます。
パケットは許可の条件に一致した場合のみ転送され
それ以外のパケットは転送が拒否されます。ルータに関所を設置して
通すパケットと通さないパケットを選別するというようなイメージです!!
ACLを設定するメリットはネットワークの
基本的なセキュリティを確保できることです。
私たちはこのACLのことを「アクル」と呼んでいます。
ACLには種類があり、標準ACLと拡張ACLの2種類あります。

◆標準ACL
標準ACLは、条件として送信元IPアドレスだけ指定できます。
ですので、標準ACLの照合ではパケットのIPヘッダ内にある
送信元IPアドレスのみチェックされ、パケット転送の許可
または拒否が決定されます。条件に詳細な設定ができない
代わりに、構文がシンプルで扱いやすいです!!


(config)#access-list 1 permit host 192.168.1.1

192.168.1.1(PC1)からの通信のみを許可する

◆拡張ACL
拡張ACLは標準ACLに比べて設定できるオプションがあり、
より細かく柔軟な対応が可能になっています。
種類としては名前付き拡張ACLと番号付きACLの二種類です。
拡張ACLには送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、プロトコル番号、
送信元ポート番号、宛先ポート番号等を基に判断しています。

細かく設定できる為、設定するコマンドが長くなってしまうので
数多くの制御を行う場合には大変になってしまいます。

例えば、
(config)#access-list 100 permit tcp 192.168.1.0 0.0.0.255 host 192.168.100.1 eq 80

上記の設定をインターフェースに設定することで
192.168.1.0/24というネットワークから192.168.100.1に対しての
http(ポート番号:80)による通信を許可するというものです。
見ての通りこれだけでもコマンドが長いのが分かると思います。
これが条件の数分増えていくので設定する側は大変です。
なお、この文だけを設定した場合は暗黙のdenyによって
許可された通信以外はブロックされてしまいます。

対策として「access-list 100 permit ip any any」と設定しておくと
全てのIP通信を許可することができます。
ただし、管理者の知らない範囲での通信も許可してしまうので注意が必要です。
なので許可したい通信、拒否したい通信はすべて設定しておく必要があります。

以上が本日の記事になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!

【2020新卒研修日記】NAT を知ろう!【2020.8.20】

こんにちは!今回の記事はがわさんがお送りします!

是非、最後までお読みください!

今回はNATという技術について説明を行いたいと思います‼

NAT(Network Address Translation)とは、コンピューターネットワークに
おいて、既に設定されているIPアドレスを
別のIPアドレスに変換する技術です。
通常、インターネットに接続して通信を行うには
世界で唯一存在するIPアドレス(グローバルIPアドレス)の使用が
必要不可欠です。
しかし、企業内ネットワークに存在する端末で自由に使用できる
プライベートIPアドレスが割り振られている機器と
そのままの状態でインターネットに接続する事は不可能です。
そこで、NATを活用する事でルータなどを通過するIPパケットの
送信元または宛先IPアドレスが
グローバルIPアドレスまたはプライベートIPアドレスに変換され
インターネットにアクセスできるようになります。
この技術は主にルーターに組み込まれており
グローバルIPアドレスに対して多くのノードを
インターネットに接続する事が可能となります。

サイト名:ITBOOK
引用元:www.itbook.info

NATに似た技術としてNAPT(Network Address Port Translation)という
技術もあります。
NAPTはIPアドレスの変換に加えて、ポート番号の変換を
行う技術です。
別名IPマスカレードとも呼ばれています。
現在ではNATと言えばNAPTの事を指すのが一般的であると
言われています。

最後に簡単なまとめに入ります。
NATは企業用や家庭用のネットワークと世界共通のインターネットを
IPアドレスの変換を用いて簡単に接続できる
非常に利便性の高い技術なんです。

以上が本日の記事になります。
インターネットと企業内や家庭内のネットワークを接続したい時に
この技術を覚えれば、簡単にIPアドレスを変換できて
後々のルータや無線LANの設定に大いに役立ちますよ!

次回の記事もお楽しみに!!!!!

【2020新卒研修日記】入社1か月の社員へインタビュー!!【2020.8.19】

今回の記事はよっしーさん、かいティンさん、シンディーさんの3人でお送りします。

いわっちさんがわさんまっさーさんは7月9日入社でした。
それから月日が流れ入社から約1か月が経過しました!!

今回はそんな3人に1か月の業務を通して成長した事をインタビューしてきました!!

少々ボリュームのある内容ですが最後まで読んで頂けたら嬉しいです!!

写真の左からいわっちさんがわさんまっさーさんの順番でインタビューしました!!
それではどうぞ!!

まず最初の質問です!!
Q:1か月働いてみて身に付いたことを教えてください!!

いわっちさん
A:課題や業務などを通して時間配分などが身に付いたと思います!!

がわさん
A:学生の頃は相手に合わせる事が多かったけど社会人は
自分で考えて判断する能 力が身に付いたと思います!!

まっさーさん
A:自分で考えて行動することや自分の考えを伝える機会が増えたので
自分の考えを伝える力が身に付きました!!

2つ目の質問です!!
Q:学生と社会人のギャップはありますか?

いわっちさん
A:学生の時は周りと助け合いながら作業していたので
自分のことを後回しにしがちでしたが
社会人になって働き始めると自分の仕事に集中して
取り組めることになったことです!!

がわさん
A:学生は時間を気にせずにやりたいことをやれていましたが
社会人は勤務時間の中でメリハリをつけた働き方をしないといけない事です!!

まっさーさん
A:学生時代は決められたことや与えられたことをこなすだけで良かったのですが
社会人は自分から進んで行動しないといけないことです!!

最後の質問です!!
今後の展望を教えください!!

いわっちさん
A:IT関係に限らず様々な分野の資格を学習していきたいと考えています。
今、特に興味がある資格は電気工事士です!!
またCCNAの資格は9月中を目指しています!!

がわさん
A:サーバーなど様々な分野を学習して
フルスタックエンジニアになれるように経験を積んでいきたいと思っています!!
またセキュリティー関係も興味があります!!
CCNAの取得は9月前半から中旬を考えています!!

まっさーさん
A:今のところCCNAの資格取得を考えて業務をしていきたいです。
また、CCNAの取得は9月中を目指しています!!

以上いわっちさんがわさんまっさーさんへのインタビューでした!!

3人とも業務を通じて様々な経験をして色々な能力が身に付いたようです!!

CCNAの学習も軌道に乗ってきているようで
9月中には受験を考えていみたいですね!!
かくいう私も9月の初めには受験を考えていますので
負けないように頑張りたいと思います!!

以上、入社後1か月経過した新入社員へのインタビューでした!!
先行入社組である私も彼らに負けないよう
学習を進めていきたいと思います!!
どうぞ皆さん温かい眼差しで応援のほどよろしくお願いします!!

それでは次回の記事もお楽しみに!!

【2020新卒研修日記】みんな大好きパケットトレーサー【2020.8.18】

今回の記事はまっさーさん、いわっちさん、サバさんの3人でお送りします。

今回は、パケトレとパケトレを使った研修について紹介します。

パケットトレーサー(PacketTracer)、通称パケトレは
Cisco社が提供するネットワークシミュレーションツールです。
これはソフトウェア上に仮想のネットワークを構築する事が出来、
ネットワーク構築の練習が可能な便利なソフトウェアです。

参考:Cisco Packet Tracerに関するページ
https://www.netacad.com/ja/courses/packet-tracer

ソフトウェア内では時間がリアルタイムで進行するので
構成にかかる時間の目安を図ることも可能になっています。
なので、実際の機器を設定する前にパケトレを利用して
予め、構築の練習をしておくと先に問題点を発見できたり
実際の構築で時間を取らないなど利点が多くあります。

これを使用するメリットは前述にもある通り
機器設定を仮想で実験出来る事などがありますが他にも
パソコン一つでネットワークを作成できるので
実際にはネットワーク機器は必要ないので
コストもかからず場所も取らないといったメリットもあります。
また、必要なのはパソコンやモバイル端末のみでいいので
どこでも利用することが可能になっています。

逆にデメリットとしては実際に触れないので
イメージを膨らませづらいといった事が挙げられます。
それと言語が英語なので苦手な人にとっては厳しいかもしれませんね。

今回パケトレで行った研修内容は、以前にも実機で実施した内容です。
具体的には下の写真のように、VLAN100と200のネットワークを持つ
ルータ1とVLAN300と400のネットワークを持つルータ2を構成し、2つの
ルータをスタティックルーティングしてスイッチ2台を除く全機器間で
互いにpingが通るようにしました!
スタティックルーティングとは、管理者が手動で経路情報を設定する
ことです。今回の内容でいえば、ルータ1とルータ2はケーブルで接続
しただけではその先にあるVLANの情報までは読み取れません。なので
ルータ1とルータ2にVLANまでの経路情報を教えてあげる必要があるんです!       

これをパケットトレーサーで構成するとこうなります。

今回研修を行ってみて思ったことは、実機研修との勝手の違いです!
実機と違ってパケトレはすべての作業をパソコン上で行います。
実機だとケーブルが多くてゴチャゴチャしてしまいますがパケトレ
ではそういったことがなく、ケーブルを挿す場所を間違える等の
ミスは起きませんでした。しかし、ルータやスイッチに種類がたくさん
あってどれを選んだらいいのか分からなかったり、パケトレのUIに
慣れていないこともあって操作ミスが目立ちました。初めてのパケトレ
だったので致し方ないですが、パケトレは実機と違って自宅でも出来るので
たくさん触って慣れていきたいと思います!!

以上が本日の記事になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!

【2020新卒研修日記】直撃!現場社員にインタビュー‼【2020.8.17】

こんにちは!今回の記事はがわさんとかとりゅうがお送りします!!

是非、最後までお読み下さい!

今回は現場に入場していたひでさんが二日間だけですが本社に戻ってきたので
現場の様子などをインタビューしました!

Q.現在、現場ではどのような業務を行っていますか?

A.ネットワークの設計が主ですね。
Excelで設計書を作成しています。

Q.現場には慣れましたか?

A.ようやく少しだけ慣れてきたといった感じです笑
まだ失敗だったり学ぶ事が多かったりするので日々経験を積んで
成長するばかりです。

Q.将来どういったエンジニアになりたいですか?

A.ネットワークはもちろんですが、サーバー分野の
業務に強いエンジニアになりたいと思ってます!

Q.今現在はどのような資格の学習をしていますか?

A.先程サーバーに強いエンジニアになりたいと言った通り
LPICレベル2というサーバー関連の試験を学習しています。

Q.最後に意気込みなどを一言

A.まだまだ未熟で失敗することも多いですが、失敗から学び
自身の糧とすることでエンジニアとしてさらに成長していきたいです!

ひでさんは既にLPICレベル1を取得しているので、現在LPICレベル1を
取得しようとしている私(かとりゅう)としては負けていられないという
気持ちになりました!
ひでさんには現場での業務も資格取得も頑張って欲しいと思います!!

以上が本日の記事になります。
現場で働いているメンバーから雰囲気や業務内容などを聞く事で
新しい視点で物事を捉えたり、現場に対するイメージが湧いたりしやすいので
とても勉強になりますね‼

次回の記事もお楽しみに!!!!!

【2020新卒研修日記】MBA発表とは【2020.8.12】

今回はMBAのお話をしていきたいと思います!!

軽くMBAとは何かというお話をしますと、
渡されたお題に対して自分なりの考えをまとめ、
その記事に述べられていることに関して自分なりの考えは何かを
皆さんの前で伝えようという研修の一環です!!

なぜ今回このようなお話をお持ちしたのかと言うと、
いつもは一日前に渡されて考える時間があるのですが、
今回からは30分前という短い時間で
研修をしようというのが目的となりました。
この短い時間に考えをまとめるのが非常に難しいのです!!
その難しさをお伝えしたいと思い記事に致しました。
具体的な内容をお話していきます。

まず、発表に向けて考えるべき3つの要素があります。
それは、もらったお題内容を理解する時間
話の流れや自分の考えをまとめる時間ホワイトボードに書く時間
の3つになります。これを30分で行うのはとても厳しいです!!
脳みそがパンクしてしまいそうです…。

しかし、これらを行う事で何が得られるのかが皆様の疑問だと思います。
その疑問にお答えするならば、自分で考える習慣がつくという事です!!
日常レベルで物事に「Why?」と考えられるのでとても効果が高いのです。

このように発表をしていくことで、
自身の成長に繋がるのでMBAはとてもいい研修時間になっております!!
30分にまだまだなれませんが、
これからもしっかり学習していきたいと思いました!!

発表がどんなものか、
今回は先週行った私シンディーさんのMBA発表についてお伝えします。

お題は、「捨てる事は増やす事」です。
具体的な内容は
サービスや製品の一部を大胆に捨ててしまう事でコストダウンにつながり
更には新しいニーズを生み出し、新規顧客を発掘することに繋がるという内容です。

例えば、筆記用具ブランドのパイロットが出している
ハイテックCコレトというボールペンは
ボールペンの本体とインクを別々に売り出したことで、自分の好きなカラーでボールペンを構成させることができると登場時に話題になりました。

引用元:ハイテックCコレト 自由に選んでつくるペン
URL:https://www.hitecc-coleto.jp/

このように従来では考え付かないような戦略をとることで新たにニーズを作り出すことに成功しました。

このようにライバルのいない市場を生み出すには大胆に製品の一部やサービスの一部を大胆に捨ててしまうことがライバルのいない市場を生み出すことに繋がります。ライバルのいない市場を生み出すには以下の重要な事柄を2つ挙げます。

  1. 取り除く
    これは製品の一部を大胆に捨ててしまう事を指します。例えばGoogle純正スマーとフォンのPixelシリーズは携帯キャリア関係のアプリなどが一切入っていません。
    このように今まで必要な人と必要ではない人が混在するサービスをまとめて切り捨ててしまう事で、キャリ関係のアプリを必要としないユーザーにとってあらたなニーズになりました。
  2. 付け加える
    これは今まで付け加えられていなかったサービスを新たにニーズに合わせて付け加えるという内容です。例えばその商品を買う人の特徴や特性などを分析することで新たなサービス開発に繋がりそこからニーズを生み出すということになります。

このように製品の一部やサービスの一部を大胆に捨ててしまうことや、新サービスも同時に取り入れる事で顧客獲得に繋がると考えられます。

以上が今回のMBA発表についてお伝えしました!!

【2020新卒研修日記】もうすぐ夏季休暇!!【2020.8.11】

今回の記事はまっさーさん、いわっちさん、サバさんの3人でお送りします。

学生の皆さんは夏休みを迎えた頃だと思いますが
どの様に過ごしていますでしょうか。
さて、来週には本社にも夏季休暇がやってきます!!
中には入社して初めての大きな休みとなる人もいますね。

という事で今回は社内のお昼の様子と夏季休暇の過ごし方の二本立てでお送りしたいと思います。

1)お昼の様子

今回は、久しぶりのお昼の記事になります!
本日は、お昼の様子をお届けします!

皆さん、ゆっくりしていますね。
新しい同期も入社してから一か月近く経過しているので
緊張せずに話すことができています。
社会人になってから時間の経過があっという間ですね。
時間を意識しながら生活をしないと
すぐに時間が経過してしまうので
時間を有効的に使えるように気を付けましょう。

2)夏季休暇の過ごし方

もうすぐ夏季休暇があるので、今回はその過ごし方について
インタビューしました!

最初はかいティンさんにインタビューしました!

Q:夏季休暇の予定はありますか?

A:友達と海に遊びにいこうと思っています!!

Q:行くとしたらどのへんの海水浴場に行きますか?

A:行くとしたら由比ヶ浜ですかね!!神奈川県の鎌倉のほうです!

Q:海でやりたいことはありますか?

A:友達がサーフィンをやっているので教えてもらいます!!

かいティンさん、ご協力ありがとうございました。

次によしーさんにもインタビューしました!

Q:夏季休暇の予定はありますか?

A:映画を観に行こうと思っています!!

Q:観に行く映画のタイトルは?

A:『思い、思われ、ふり、ふられ』という映画です!!

Q:よっしーさんは映画が好きで休日などによく観ていますよね。
 最近おすすめの映画はありますか?

A:ホラー映画なんですけど、『ライト/オフ』という映画がおすすめです!!

よっしーさん、ご協力ありがとうございました。

皆さん夏季休暇を楽しみにしているようですね。
社会人にとって夏季休暇は貴重な休みなので
皆さん有意義に過ごそうとしっかりと計画を練っているみたいですね。
休みの期間にもCCNAなどの学習を進めておき、
休み明けの業務で良いスタート切れるように
リフレッシュと学習にメリハリをつけ、

有意義な夏季休暇にしましょう!

以上が本日の記事になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!

【2020新卒研修日記】Syslogを知ろう‼【2020.8.7】

こんにちは!今回の記事はかとりゅうとがわさんがお送りします!

今回はSyslogという技術について説明を行いたいと思います‼

Syslog(System Message Logging)とは、システムの動作状況などのログ(記録)を取ったり
そのログをネットワーク上で転送したりする為の規格の事です。
基本的にログはルータ・スイッチ自身のバッファやフラッシュメモリに保存しますが
Syslogサーバを利用する事で、ルータ・スイッチのメモリ容量を圧迫せずに
より多くのログの保存が可能になります。
更に、Syslogを用いる事によってルータ・スイッチで生成したログを一元的に
管理する事もできます。

引用元:ネットワークエンジニアとして
URL:https://www.infraexpert.com/study/syslog1.html

Syslogは重大度という指標でメッセージのレベルを分類します。
レベルは0~7まで設定しており、数字が低ければ低いほど重大度が高いです。
具体的にレベルを表すと、
レベル0はemergencies(緊急)
レベル1はalerts(警報)
レベル2はcritical(重大)
レベル3はerrors(エラー)
レベル4はwarnings(警告)
レベル5はnotification(通知)
レベル6はinformational(情報)
レベル7はdebugging(デバッグ)
というように設定されています。
しかし、(config)#logging console [レベル]
というコマンドを設定する事で
Syslogの重大度のレベルを変更して
重要なメッセージだけを送る事ができます。

最後に簡単にまとめると、Syslogはネットワークのセキュリティの観点において
ネットワークの安全な環境の維持に必要不可欠な要素なのです‼

以上が本日の記事になります。
システムの動作状況に異常が見つかった場合にその異常の重大さが分かる事で
素早く復旧作業に移れるのでとても便利ですね!

次回の記事もお楽しみに!!!!!

【2020新卒研修日記】EtherChannelを知ろう【2020.8.6】

今回の記事はよっしーさん、かいティンさん、シンディーさんの3人でお送りします。

今日はCCNAで学習するEtherChannelについてのお話です。
是非読んでいってください!!

EtherChannelとは、複数の物理回線を1本に束ね、1本の論理的なリンクとして使用する技術です。

つまりこの方法は、機種により異なりますが2~8本までのリンクを束ね1つの論理リンクを形成することです。

引用元:KENスクール
URL:https://www.kenschool.jp/blog/?p=1919

リンクを束ねることにより帯域幅を拡大しロードバランシング(負荷分散)や、

信頼性の向上などの効果をもたらすことが可能になります。

またEtherChannelには、冗長性もあります。

8つの束ねたリンクの1つがダウンしても、そのリンクで送信されていたトラフィックは自動的に隣接するリンクに数ミリ秒以内で移動されます。

EtherChannelには形成方法があり、スタティックとダイナミックの2種類があります。

まず最初にスタティックについて説明します。

スタティックとは、静的(※1)を意味し手動で設定することです。

スタティックにはONというモードがあり
このモードをONにすることによってネゴシエーション(隣接機器と交渉を)せずに強制的にEtherChannelを形成する手法になります。

次は、ダイナミックについてです。

ダイナミックとは動的(※2)にEtherChannelを自動生成と維持をしてくれる形式を指します。

設定方法の一つであるダイナミックですが具体的にどのようなものなのかというと簡単に二種類のプロトコルがあります。
それはPAgPとLACPと言われるプロトコルです。
一緒に一つずつ見ていきましょう!!

ざっと言ってしまうとPAgPはCiscoという会社独自のルールに対し
LACPは業界のルールです。これらによってダイナミックのルール
が成り立っています!!

少し余談ではありますが「業界のルールがあるのになぜCisco社の
ルールが適用されているの?」と思う方がいると思います。

理由は単純に会社のシェアが世界トップレベルだからです。
やはりシェアが高いと自然とルールをつくれる権力が出来てしまうのですね!!

話がそれました、、本題に戻ります。この記事の最初の方に説明した通り
EtherChannelには複数のリンクを束ねるという技を持っています。
PAgPとLACPは簡単に言ってしまえば「複数の線を論理的に束ねるお約束事になる部分」と思ってください!!

また、これらのプロトコルにはそれぞれ2つのモードが備えられています!!

しかし、これ以上話してしまうと専門用語だらけで余計難しく
なってしまうのでざっと言ってしまうと
その状況に従ってPAgPとLACPは臨機応変に動いているよ!!という感覚で大丈夫です。

以上がPAgPとLACPの大まかな説明です。
この二つは同じ役割を持つのに使う会社の機器によってプロトコルが違うのは少々頭を悩ませますよね!!

(※1)静的とはあらかじめ与えられた状態などが変化しないことや、状況を通じて一貫して内容が維持されること。
引用元:IT用語辞典
URL:http://e-words.jp/w/%E9%9D%99%E7%9A%84.html

(※2)動的とは状態や構成が状況に応じて変化したり、状況に合わせて選択できたりする柔軟性を持っていること。
引用元:IT用語辞典
URL:http://e-words.jp/w/%E5%8B%95%E7%9A%84.html

以上が本日の記事になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!

【2020新卒研修日記】OSI参照モデルを知ろう【2020.8.5】

今回の記事はまっさーさん、いわっちさん、サバさんの3人でお送りします。

今回はネットワークの勉強すると初期段階で知ることになる
OSI参照モデルについて解説したいと思います。

OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルとは
さまざまなプロトコルを7つの機能別に分類した通信の基本モデルです。
プロトコルとは簡単に言うと通信を行う際のルールのことです。
プロトコル、つまりルールが合っていないと通信ができません!!
なのでこのOSI参照モデルでは通信プロトコルを7つの階層に分けて、
それぞれの階層で行われる通信機能を定義しているということですね。
また、OSI参照モデルにより、ネットワーク全体でどのようにデータが伝送されていくのか、
ネットワークの仕組みを分かりやすく理解できるように促進している側面もあります!

ネットワークエンジニアが設計、構築、障害対応などでプロトコルに関して議論する場合は、
OSI参照モデルに基づき話をすることが一般的であり
OSI参照モデルは完全に理解しておく必要があるといえます。

先ほど、OSI参照モデルではプロトコルを7つの階層に分けているとご説明しました。
7つの階層にはそれぞれ名前が付けられているので具体的にみていきましょう!
まずは第1層です。層の事をレイヤというので、第1層のことをレイヤ1と呼んだりもします。
第1層は物理層といいます。第2層はデータリンク層です。
第3層はネットワーク層、第4層はトランスポート層
第5層はセッション層、第6層はプレゼンテーション層
第7層はアプリケーション層といいます。

この7つの層にそれぞれの役割があるのですが、それを全て書こうと思うと大変長くなってしまうので
またの機会にさせていただきたいと思います。
ちなみに私たちがよく使うのは第1層から第3層までです!
物理層、データリンク層、ネットワーク層ということですね。

第一層の物理層では機器の間でやり取りする
電気信号への変換などを行っています。
「0」と「1」の数字の並びである二進数にデータを変換して
電気信号の「オン」と「オフ」を利用して通信を行っています。
受け取った機器は電気信号を二進数に、
二進数をデータに復元する事で情報が相手に伝える事が出来ます。
主な対応デバイスはリピータやハブです。

第二層のデータリンク層では同じネットワーク内で直接接続されたノード(※1)同士の通信を正しく行う為のルールを定義しており、
MACアドレス(※2)を基に通信をしています。
主な対応デバイスはブリッジやスイッチです。

(※1)ノードとはネットワークを構成する一つ一つの要素の事であり、
ルータやスイッチなどのネットワーク機器などを言います。
(※2)MACアドレスとは全世界で重複しないように定められた
ネットワーク機器識別アドレスのことで16進数で
「xx-xx-xx-xx-xx-xx」のように12桁で表されます。

第三層のネットワーク層は異なるネットワークとの
エンドツーエンド(端から端まで)通信をするために
ルーティング(※3)を行っています。
通信する為にはIPアドレス(※4)を用います。
主な対応デバイスはルータやL3スイッチです。

(※3)ルーティングとは相手にパケットを届ける為の
最適なルートを選択して通信する手順の事
(※4)IPアドレスとはネットワーク上での住所のことで
重複しないように管理されています。
定められた範囲内であれば自由に設定が可能です。

また、この層の名称は覚えるしかありません!暗記です!!
7つも覚えられないよ!と思うかもしれませんが大丈夫です。
第7層から順に名称の頭文字をとって、「アプセトネデブ」と覚えましょう!
実際に私まっさーも最初は覚えられないと思っていましたが、この方法ですぐに
覚えることができました!!

以上が本日の記事になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!