【2020新卒研修日記】冗長化を知ろう!【2020.9.4】

今回の記事はがわさん、かいティンさんの2人でお送りします。

冗長化とは…

が一の事態に備えて予備の機器を用意し
故障や障害が発生してもサービスを継続的に提供できる構成
取る事を意味します!!


ネットワークシステムは毎日正常に稼働しなければなりません。
例えば、同じシステムのサーバが一台でも不具合になると
その時点で発生した障害がシステム全体に悪影響を及ぼします。
冗長化を行う事によって一台のサーバが不具合を生じても
予備で用意したサーバがその役割を引き継ぐので
滞りなくシステムを作動させる事が可能になります。
要するに「備えあれば憂いなし」という意味の機能です!!

実は冗長化には大きく分けて三つのプロトコルがあるんです。

一つ目はHSRP(Hot Standby Router Protocol)です。

HSRPはデフォルトゲートウェイを冗長化させる
Cisco独自のプロトコルです。
具体的にはデフォルトゲートウェイとなるL3デバイスに
仮想IPアドレスと仮想MACアドレスを共有して
冗長化を実現させます。
仮想ルータはアクティブルータとスタンバイルータを利用し
アクティブルータが機能しなくなった場合は
スタンバイルータがその役割を引き継いでシステムを作動させます。

二つ目はVRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)です。

VRRPはマルチベンダー環境で実装する
デフォルトゲートウェイの冗長化プロトコルです
基本的にはHSRPと同じ働きを持っていますが
仮想ルータはマスタールータとバックアップルータを利用します。
HSRPと同じくマスタールータがダウンした時は
バックアップルータが役割を引き継いでシステムを作動させます。

三つ目はGLBP(Gateway Load Balancing Protocol)です。

GLBPはHSRPと同じくCisco独自のプロトコルで
一つのグループに対して複数のデフォルトゲートウェイを
存在させます。
これによってデフォルトゲートウェイの負荷分散が実現できます。
また、冗長性を実現しながらも
バックアップ機能を持つルータも利用できるので
PCごとにデフォルトゲートウェイのアドレスを
変える必要はありません。

なお、これらのデフォルトゲートウェイの冗長化プロトコルを総称して

FHRP(First Hop Redundancy Protocol)といいます。

このように冗長化について詳しくお話してきましたが、結局何が言いたいのかというと1年中インフラの機能が故障しても維持し続ける為の機能なんだなと思ってイメージしていただければ大丈夫です!!

以上で今回の記事は終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました!!

引用元:store.atworks.co.jp

【2020新卒研修日記】 ディベート始めました。【2020.9.3】

今回の記事はいわっちさん、サバさん、かいティンさんの3人でお送りします。

回は新入社員研修として新たに取り組み始めた
ディベートについて紹介していきます。

ディベートとは…

テーマに対して相反する二組の意見に分かれ、第三者(ジャッジ)を納得させるために討論をすることです。


討論とは言っていますが基本は言葉のキャッチボールです!
口論をするのではなく第三者を納得させることが目的となっています。

よく「ディスカッション」という言葉を聞くかもしれませんが
この二つは似ているようで実は違います。

「ディスカッション」は一つのテーマに対して複数人で協力して
問題の解決を目的
とします。
一方、「ディベート」は相反する立場が存在しているので
お互いが納得することは難しくなっています。
なので、より多くの観客から支持を得る事が目的となっています。

ディベートの流れ

①テーマ決め

まずは意見の対立が発生するテーマを用意する必要があります。
例えば、「朝食はパンかお米か」「ペットを飼うなら犬か猫か」
これらは比較的簡単に取り組めるテーマですね!
難しいものですと政治に関するものになってきますが
私たちには難しすぎるので行っていないです…

②グループ分け

対立する二組のグループに分かれます。
ここでポイントとなってくるのが
ランダムでグループ分けを行うという事です。
「本当はAグループの意見を持っているけれども
Bグループに振り分けられたのでBグループの主張をしなければならない」
どちらに振り分けられても自分の属するグループにあった意見を主張する必要があります。

③お互いに討論

グループ分けがされたのでグループの主張にあった意見を出し合います。
基本的には自分の属するグループにとって有利である意見を主張しますが
それは相手も同じです。
ですので、相手の主張を踏まえつつ、自分が有利になる論理的に主張をすることが重要になってきます。
時には論破をする必要がありますが相手の意見を大事にすることもディベートを活性化させることができ、
より白熱した討論に繋げることができます。

④ジャッジ(判定)

お互いの主張を聞き、どちらの意見かより納得のできるものか判定します。
この時、自分の感情は含めずあくまで討論の内容で判断します。

このような流れでディベートを行っています。
自分の意見を主張する上で相手の立場でも考えることができれば
広い視点から意見を述べることが可能になります。

ディベートのメリット

ディベートをすることによって身に付くスキルとして
「理解する力」「分析する力」「まとめる力」「表現する力」
の4つのスキルがあります。

「理解する力」:相手の話を理解する力

ディベートをする上で相手の話を理解する事はとても重要です
相手の話が理解できなくては相手より有利な意見は出せませんからね。

「分析する力」:一つの事を様々な視点から考える力

自分の立場から意見をすることは大事ですがその立場は
周りから見たらどう見えているのかを考えることで変わった捉え方が可能になります。

まとめる力」:話す前に一度頭の中で内容を整理する力

まとまっていないのに話したのでは聞き手は理解するのに苦労してしまいます。
納得させるためにも聞き手に疑問を与えないことが大切です!

「表現する力」:どうすれば相手により効果的に伝わるか言葉を選ぶ力

聞き手を納得させることが目的なので聞き手にわからない様ではいけません。
聞き手が理解しやすい言葉や内容で伝えることが多くの賛同を得るためには必要です。

以上が、ディベートの説明になります。

最後に…

ディベートは直前まで題材を知らされていないので発表されてから急いでメリットやデメリットを考えないといけない事が大変でした。
相手の意見に対して反論しながら自分の
考えも話さないといけないので頭の回転も鍛えられると思いました。

また、ディベートは話し合いの中で素早く自分の考えを作っていかなけてばなりません。このディベートを通して、これからの業務でも様々な視点で物事を捉えてしっかり自分の考えをまとめて取り組んでいきたいと思いました。

以上で終了といたします。
お読みいただきありがとうございました!!

ディベートでは身につけられるスキル
http://joshi-cafe.com/debate/entry9.html

ディベートとは | はじめての方へ | ディベートを学ぶ
http://nade.jp/material/beginners/introduction

写真
参考資料:日本ディベート協会 教育ディベートとは
http://japan-debate-association.org/debate/academic-debate



【2020新卒研修日記】RIPを知ろう!【2020.9.2】

今回の記事はまっさーさん、シンディーさんの2人でお送りします。

今回はルーティングプロトコルシリーズ最終弾として
RIP(Routing Information Protocol)について紹介したいとおもいます!!

非常に古くから使用されており、最も基本的なルーティングプロトコルです!!
比較的小規模なネットワークで使用されます!

RIPはホップ数を基に宛先ネットワークの最適経路を判断します!

ホップ数とは、宛先のネットワークに到達するまでに経由するルータの数です。

このホップ数が少ないルートが最適ルートとして優先されます!!

例えば、下記の図でRT1からネットワーク172.16.1.254/27に到達するための経路は2つ(RT2経由とRT3 RT4経由)あります。

RIPを使用した場合、ホップ数が最小のRT2経由を選択します!

なぜ、RT2を経由するルートが選択されるかというと
RT5までに経由するルーターの数がRT2の1つだからです!!

RT3とRT4を経由するルートはルーターを2つ経由してしまうので
最適経路として選出されません。

また、RIPにはRIPv1とRIPv2の2種類があります。
RIPのバージョンは隣接ルータと合わせる必要があり、自身がRIPv1で動作しているなら、隣接ルータもRIPv1で動作させる必要があります!!

RIPv1とRIPv2の違いに関しましては、クラスフルかクラスレスか、パケットの宛先はブロードキャストなのかマルチキャストなのか等があり、基本的にRIPv2の方がサポートしている機能がグレードアップしているというイメージです!!

以上がRIPの簡単な紹介でした!!

【2020新卒研修日記】EIGRPを知ろう!【2020.9.1】

今回の記事はがわさん、シンディーさんの2人でお送りします。

今回はEIGRP(Enhanced Interior Gateway Routing Protocol)について紹介したいとおもいます!!

EIGRPとはダイナミックルーティングプロトコルの1つで、他にもOSPFやRIPというルーティングプロトコルもあります!!

ルーティングやOSPFについては8月28日の記事で紹介していますのでお時間があればご一読お願いします!!(https://www.psid.co.jp/news/2020/08/28/

では、EIGRPの特徴について簡単に説明します‼

サイト名:Free Online CCNA and IT Tutorials. Study CCNA for free!
引用元:https://www.orbit-computer-solutions.com/

EIGRPはRIPとOSPFの両方の機能を組み合わせた
拡張ディスタンスベクタ型を採用しています。
具体的にはCisco独自のアルゴリズム(DUAL)を用いて
宛先ルートへの最適ルートの計算を行います。
これによって最適ルートとバックアップルートを割り出せる為
収束が高速になります。

収束が早ければ早いほど、通信の疎通が取りやすくなります。
と同時に、ルータにかかる負荷も小さいので
途中で通信が切れたり、ルータの機能がダウンしたりする可能性を
少なくできます。

しかし、Cisco独自のプロトコルなので
Cisco機器以外で構成されたネットワークやCisco機器が用いられたネットワークであっても一台でもベンダー機器が混在していると使用できないプロトコルですので弱点でもあります。

以上がEIGRPの簡単な紹介でした!!

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https://www.orbit-computer-solutions.com/

【2020新卒研修日記】現場社員にインタビュー!!【2020.8.31】

今回の記事はいわっちさん、サバさん、かいティンさんの3人でお送りします。

今回は現場に出て実際に業務を行なっているたーさん
午前のみですが本社に戻ってきたので
現在の状況などをインタビューしました!

Q1. 現場に出てどれくらい経ちますか?

A . 4月から現場に出てはいますが、
4月から5月は一度本社勤務になっていたので
だいたい4ヵ月ぐらいです。

Q2 . 久しぶりの本社はどうですか?

A. 自分がいた時とは本社のメンバーが変わっているし
机の配置も変わっていたので違和感があったけど
久しぶりって感じでした

Q3 . どんな資格を持っていますか?

A. CCNAITパスポート第3級陸上特殊無線技士
工事担任者DD第3種を持っています。
高校の時に陸特3級DD3種をとって
専門学校でITパスポートをとり
入社してからCCNAを取りました。

Q4. 今取得しようと思っている資格はありますか?

A .基本情報技術者午後試験CCNPLPIC level1
取得したいなと思っています。
ただ、この三つの資格の内容が離れていて
勉強するのが大変です。

Q5. 現場で大変な事は何ですか?

A. 最近だとL3スイッチの使い方が難しい事です。
複雑なので覚える事が大変ですね。

Q6. どうして仕事をしながら学習が続けられるのですか?

A. 自分で軸をしっかり持つ事。
もっと言うと例えば、CCNAを合格したいのであれば
絶対合格するという軸を持つ事が大事。
そうする事で自然と学習に取り組められる。だから続ける事ができます。

Q7. 今の生活の楽しみは何ですか?

A. 仕事終わりに同期と話す事や、家でYouTubeを見る事。
また、休日に出かける事が生活の楽しみです!

Q8. 最後に今後の意気込みについてお聞きしたいです。

A. 今後は沢山知識を得て資格を取得し、周りに頼られる人になりたい。
ゆくゆくはプロジェクトのリーダーになって皆を引っぱって行けるような存在になりたいなと思います!!

たーさん、ご協力ありがとうございました。

たーさんは現在、LPICを取得するために頑張っているそうで
業務後などに勉強をしているようで9月中には受験をする予定のようです。
私たちと同じ2020年入社のメンバーであり、
すでに現場で頑張っているたーさんを見て
私たちも頑張らなくてはならないと思いましたね。

以上が本日の記事になります。
次回に記事もお楽しみに!!

【2020新卒研修日記】OSPFについて知ろう!【2020.8.28】

今回の記事はシンディーさん、まっさーさんの2人でお送りします。

今回はOSPF(Open Shortest Path First)について紹介したいとおもいます!!

OSPFとはルーティングプロトコルの1つで、他にもEIGRPやRIPというルーティングプロトコルもあります!!

今日はそのなかでOSPFについて解説していきたいと思います!!

ではまず先ほどから出てきているルーティングとは何かを説明します。

ルーティングとは

ネットワークにパケットを送信するときに複数ある経路のなかから最も効率よくパケットを届けてくれる経路を決めてくれることを言います!!

このように経路を決めてくれるプロトコルのことをルーティングプロトコルと言います!!

経路を決めてあげないと思わぬトラブルが起きる原因になり得ますし、効率化という意味でもルーティングは必要不可欠なものです!!

そのルーティングをするために使用するのが、今回の主役であるOSPFなどのルーティングプロトコルです。

では、OSPFとはどのような特徴があるかといいますとほかのプロトコルよりも障害時に強いという特徴を持っています!!

なぜかと言いますと、宛先の最短パスを構築するために機器がお互いに自身の情報を交換し合うのですが、これをHELLOパケットと言います。このHELLOパケットは10秒間隔で送信されます。

このパケットの返事が4回帰ってこないと回線が絶たれてしまったと判断します。

このように回線が絶たれてしまっていてもすぐに経路を再計算して最短経路の構築を行えるのが大きな特徴となっています!!

ただし、RIPよりも複雑な処理を行うため、CPUやメモリにかかる掛かる負荷は大きくなってしまうという弱点があります。

以上がOSPFの簡単な紹介でした!!

ヤマハネットワーク製品
https://network.yamaha.com/knowledge/routing

ネットワークのおべんきょしませんか?
https://www.n-study.com/ospf-detail/ospf-overview/#:~:text=OSPF(Open%20Shortest%20Path%20First,%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

通信用語等の基礎知識https://www.wdic.org/w/WDIC/HELLO%E3%83%91%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88

【2020新卒研修日記】AAAを知ろう!【2020.8.27】

今回の記事はよっしーさん、がわさんの2人でお送りします。

今回はAAA(Authentication Authorization Accounting)について説明をしたいと思います!!

AAAとは、セキュリティ機能に必須な認証(Authentication)、
認可(Authorization)、アカウンティング(Accounting)の
三つの機能の略称を指します。

それぞれの機能の概要を一つずつ噛み砕いて説明していきます。

一つ目の認証(Authentication)は、
アクセス元の正当性を確認する為の機能です。
この機能によってユーザIDやパスワードなどの情報を照合して
正当なユーザを決定する事ができます。
また、セキュリティプロトコル(SSLIPSEC)に応じて
暗号化などが提供される時もあります。

二つ目の認可(Authorization)は、
認証に成功したユーザに対して
ネットワークサービスにアクセスする権限を割り当てる機能です。
ユーザの発行コマンドやネットワークのアクセス範囲の制限が主な役割です。

三つ目のアカウンティング(Accounting)は、
ユーザの履歴を記録する機能です。
具体的には機器にログインしたり、ネットワークにアクセスしたりする
ユーザが手動で入力したコマンドや接続時間などの情報を収集して
コンピューターの使用状況や通信の記録を保存します。

参考:CCNAイージス
https://www.infraexpert.com/study/aaaz01.html

AAAが使用するプロトコルがあり、大きく分けて2種類あります。

一つ目はRADIUSです。
RADIUSはユーザ認証に基づいて
データベースのアクセス制御を行う標準プロトコルです。
認証と認可の機能を一つのサービスとして扱い、
アカウンティングのみを分離してパケットを暗号化します。

二つ目はTACACS+です。
TACACS+はCisco独自のプロトコルで全ての機能を分離して
パスワード全体を暗号化します。

以上が使用するプロトコル「RADIUS」と「TACACS+」の説明になります!!

AAAの実装は、システムのセキュリティの確立をもたらすだけでなく
利用者の増加利用状況による企業内部組織のシステムの情報
一元的に管理する事が可能となるのです。

本日の記事は以上となります!!
次回の記事もお楽しみに!!!!!

【2020新卒研修日記】わくわくの初任給!【2020.8.26】

今回の記事はいわっちさん、サバさん、かいティンさんの
3人でお送りします。

もうすぐ8月も終わりを迎えようとしていますね。
さて、月末と言えば?

そうです!給料日がありますね!

私たち、新入社員はまだ現場に出て実際に働いているわけではないので
自分たちの力で得た給料ではありませんがもらえること自体は
とても嬉しいですね!

現場が決まるまではもう少し先になりそうですが
現場に出て自分たちで稼げるようなる為にも
それまでCCNA学習などに一生懸命、取り組んでいきます!!

という事で今回は初めての給料日を迎えたまっさーさんとがわさんに
インタビューをしました。

まずは、まっさーさん

Q1 本日は初の給料日ですが気分はどうですか?
A 初めての給料なので単純にうれしいですね。

Q2 給料は何に使う予定ですか?
A 7,8万円位の高いイヤホンを買うかどうかを悩んでいます。

Q3 貯金をする予定はありますか?
A 初任給なのでどれぐらい給料がもらえるかわかりませんが
 5万円くらい貯金しようと思っています。

Q4 将来的に何か高いものを買う予定はありますか?
A 物ではないのですが、できれば都内で一人暮らしをしたいと
思っているのでそのためにお金を貯めておきたいです。

次に、がわさん

Q1 今日は給料日です気分はいかがですか?
A 素直にうれしいなと思います!!

Q2 お給料は何に使う予定ですか?
A 今遊んでみたいと思っているドンキーコングのゲームソフトに使いたいです!!

Q3 貯金をするならどのくらいしますか?
A 今のところ貯金は考えていないです。しかし使いすぎないようにほどほどに管理していきたいと思っています。

Q4 将来的に何か買いたいものがあるとしたら何を買いたいですか?
A 今はあまり物欲がないので何か買おうという考えていないですね。



まっさーさん、がわさんありがとうございました。
入社してはじめての給料ですが
皆さん何を買うのか考えているみたいですね。
お金は自由に使う事ができますが使いすぎると
後で苦しくなってしまうので計画的に使うようにしましょう!

以上が本日の記事になります。
次回もお楽しみに!

【2020新卒研修日記】あなたのセキュリティは大丈夫?【2020.8.25】

こんにちは!今回の記事はかとりゅうとがわさんでお送りします。

近年、ウイルスやなりすましなどのサイバー攻撃による
情報流出のセキュリティ事件が多くなっています。
今回はセキュリティ基礎(マルウェア・スプーフィング・セキュリティに基づいた対策)について説明したいと思います。

まず、マルウェアについて簡単に説明します。
マルウェアとは悪意のあるプログラムの総称を意味します。
マルウェアは大きく分けて三つに分類されます。
一つ目はウイルス(コンピュータウイルス)です。
ウイルス(コンピュータウイルス)は他のプログラムに寄生して悪行を実行するプログラムです。
宿主となるファイルが必須であり、
主に電子メールの添付ファイルを経由して感染する事が多いです。

二つ目はワームです。
ワームは単独で増殖し、自ら感染を拡大させるプログラムです。
宿主となるファイルを必要としないので
厳密にはコンピュータウイルスと区別されますが
ネットワークを介して他のコンピュータに伝染していくという共通点を持っています。

三つ目はトロイの木馬です。
トロイの木馬は有益なプログラムを装ってコンピュータに侵入するプログラムです。
様々な経路を通じて被害者の手に届き
プログラムや実行形式のファイルを起動して悪意の動作を実行するのが主流です。

次に、スプーフィングについてです。
スプーフィングとは不正なデータを用いて送信元を偽装する行為です。
具体的には一台あるいは複数のコンピュータからターゲットに対して正常な動作を妨害させたり
送信者と受信者を仲介してデータの盗聴や改変を行ったりするのが主な主流となっています。
スプーフィングは古くからあるコンピュータの攻撃方法ですが
手口が巧妙でより高度になり、特に大手企業に成りすまして偽のメールを送る事例が増加しています。

最後に、セキュリティに基づいた対策についていくつか種類を挙げたいと思います。
まず、簡単な方法として相手にも
わかりやすいパスワードを使用しない事です。
文字数は10文字以上
アルファベットの大文字小文字数字特殊記号等
組み合わせる事が推奨されています。
また、パスワードだけでなく生体認証(指紋、網膜など)
認証コードIDも用いる事で
セキュリティの強度は飛躍的に高まります。
更に、ユーザに対するセキュリティ教育の実施
有効な対策の一つです。

セキュリティ違反の危険性と被害の事例、情報漏洩、
内部攻撃の防止法を教える事で一人一人が
セキュリティに関する意識を高める事に繋がります。
また、ファイアウォールウイルス対策ソフトなどの
セキュリティシステムの導入により
悪意のあるプログラムの攻撃や不正アクセスによる侵入行為
未然に回避できます。

引用元:総務省
URL:soumu.go.jp

本日の記事は以上となります。
近年は非常にサイバー攻撃も増え、よりセキュリティを強化しなければいけません。
ウイルス対策ソフトを最新のものにするなどの対策はもちろん、
一人一人が常に意識してなりすましや不審なメールを開かないように注意する事が重要です!
次回の記事もお楽しみに!

【2020新卒研修日記】DHCPを知ろう!【2020.8.24】

今回の記事はよっしーさん、かいティンさん、シンディーさんの3人でお送りします。

今回はDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)について説明をしたいと思います!!

このDHCPですが、名前に“dynamic”
書かれているようにクライアントPCが
自身のIPアドレスを自動設定するために用いられます。
そのためクライアントのネットワーク設定を
自動化できるのが最大のメリットです。

DHCPとはTCP/IP (現在のインターネット通信および
イントラネット通信において最も利用されている通信プロトコル)
のネットワークに接続するために必要なIPアドレス等の
ネットワーク設定をサーバに要求して、必要な情報を返信することで
IPアドレス動的に割り当てるネットワーク管理プロトコルです。

参考:CCNAイージス
https://www.infraexpert.com/study/tcpip13.html

このプロトコルを利用すれば
パソコンをケーブルに接続するだけで簡単にネットワークに接続することが出来ます!!
つまり、ネットワーク管理者がデバイスに手動でIPアドレスを割り振る必要がなくなります!!

このDHCPの環境は”DHCPサーバ”と”DHCPクライアント”の二つから構成されています。
ただ、問題点としてDHCPサーバに障害が生じると全ての通信が利用できなくなるという欠点を抱えています!!

この「DHCP」ですが、
そもそもどのような構成になっているか
一個一個かみ砕いて説明いたします。

最初に「DHCPサーバ」とは、
IPアドレスの設定情報などをDHCPクライアントに割り当てるというものです。
もっと簡単に言ってしまうと、
インターネットに繋げたいコンピュータにIPアドレスを割り当てる機能です。
今まではインターネットに繋げるためにIPアドレスというものを人が手動で行っていました。
しかしこれを毎回行っていると、やはりめんどくさいですよね。

そこでIPアドレスに自動で割てるものがあれば便利だなという事で、
この「DHCPサーバ」が生まれました!!

次に、DHCPクライアントの説明に入ります。

DHCPクライアント」とは、
IPアドレスなどの設定を「DHCPサーバ」に要求するというものです。
クライアントとはサービスを受けるという事、
つまり機械で言うとパソコンなどがそれにあたります。
イメージとしては、パソコンでインターネットに入りたいときに情報を要求するものだと考えてください。

以上が「DHCPサーバ」と「DHCPクライアント」の説明になります!!

このように、普段日常で使われているインターネットも中身を覗くと
いろいろな情報交換で成り立っているという事が分かります。
他にも働いている機能は沢山あります。
現代のインターネット社会においてこのような機能は欠かせません。
これを機に、他のインターネット機能にもご興味頂けたら大変うれしく思います!!

本日の記事は以上となります!!
次回の記事もお楽しみに!!!!!

参考:おもしろインターネット活用講座
https://www.ccjc-net.or.jp/~kouza/199805/dhcp1.html
参考:「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
https://wa3.i-3-i.info/word1960.html
https://wa3.i-3-i.info/word1959.html
参考:ITネットワーク用語辞典
https://www.atmarkit.co.jp/aig/06network/dhcp.html